SFアクション映画「Automata(オートマタ)」のご紹介

映画「Automata(オートマタ)」のご紹介

Automata(オートマタ)はスペインとブルガリア合作のSFアクションで、ガベ・イバニュス監督により日本では2016年に公開されました。


2030年代末、太陽フレアにより砂漠化が進行し人口の99.7%が失われたという架空の未来を時代背景に、過酷な環境で人間の手助けを行う為にロボットであるオートマタが開発されました。


このオートマタには2つのルールがあり「生命体に危害を加えてはいけない・自他のロボットの改造を行ってはいけない」という決まりがあり人間と共存する為にプロトコルにより制御されていました。


当初はこのロボット達は人類の救世主ともてはやされましたが、人間にも絶対に変更不可能なはずであったプロトコル2「自他のロボットの改造を行ってはいけない」を破るロボットが出現し、彼らは自分達で自発的に修理をしていた事が明らかとなったのです。


人工知能を進化させる事なく人間の理解可能な範囲にとどめておけるはずだったのですが、このプロトコルが破られている事は人間の危機に直面する事にもなってしまいます。


原因を突き止めるべく保険調査員の主人公ジャック(アントニオ・バンデラス)はその調査に派遣される事となりました。


ロボットを改造した人間を探すべく調査を進めるジャックの前にクリオという娼婦のロボットが現れるのですが、彼女もまた誰かに改造されているようでした。


誰が改造を施しているのか検討もつかないジャックでしたが、改造している者を止めないとロボットはどんどん進化していき人間に危害を加える可能性が出てきます。


その首謀者と目的を探る為に調査しているジャックでしたがギャングに殺されそうになります。そんな中助けてくれたのはロボットのクリオでした。


クリオは仲間とともにジャックを引きずるように砂漠の奥へと連れて行きますが、ジャックがそこで目にしたのは・・・


一体誰がオートマタを改造していたのか、その犯人の目的とは?


人工知能を搭載したロボットと人間という事をテーマにしたとても興味深い作品となっています。